外周研磨の時、クリアランスを確保するために行ないます。
刃先から刃底が深すぎると強度が保てません。→ 刃が破損することもあります。
刃先から刃底が浅すぎるとキリコが排出できません。→ 目詰まりの原因になります。
≪軽切削用≫木工、樹脂用etc
- クリアランスが0.5mm程度になるように台金を削る作業を行います。
なぜ?
超硬チップと台金背面部とのクリアランス(段差)は0.2mm程度必要なのです。
お客様から預かった状態のまま研磨作業をするとクリアランスが0mmになった り、台金背面部(2番)が高くなったりして最適な状態が確保できないからです。
- 刃から刃底までを適切な深さ(4〜5mm)にする作業を行います。
なぜ?
適切な深さを確保するのは、深すぎると強度が落ち
浅すぎるとキリコの排出が出来ないからです。
≪重切削用≫鉄、非鉄
- 強度確保のため、台金背面袋部分の成型が異なります。
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