お客様の声

超硬合金チップソーメーカー
橋本特殊工業株式会社

香川県高松市に本社・工場を持つ橋本特殊工業株式会社。
従業員は32名。工場人員が7割、事務関係の人員が3割。
チップソーの製造販売・メンテナンスなどを行っている会社です。
お得意先は、日本全国の工場や販売代理店です。HASIMOTOという独自ブランドをもって全国展開しています。

この業界は、非常にユーザーの要望が多様化しています。切断するモノだけではなく、設備や環境によっても仕様が異なります。

また、顧客からの要望は本当に様々です。
例えば、素材に合わせて切断面がきれいになるようにとか、切断するときの音を少しでも小さくできないかとか、切りくずが出ないようにとか、細かすぎないようにとか・・・
1つ1つ異なった細かい仕様となるので大量には作れません。私たちがやることは、徹底して顧客の要望を汲み取ること。
他メーカーに負けないモノ作づくりをするためには、お客様に接近・密着しなければりません。

では、私たちのような従業員40名にも満たない工場が全国展開するには!?
それは、高度な技術を持った研磨工場とネットワークを構築することでした。

私たちの商品チップソーは、再研磨というメンテナンスが必要な消耗工具です。研磨することで5~10回は再利用できるんですよ。
ソートー鋼業さんには、関西のお客様を全てお任せしています。

私たちは、新品の販売のみで、メンテナンスは全て研磨工場にお任せしています。メンテナンスから利益は取っていません。

ただ・・・
メンテナンスをお任せする研磨工場には、条件が3つあります。
1つは、お客様の様々な要望に対応できる技術力があること。
2つは、お客様の要望、状況を随時報告すること。
3つは、新規購入は必ずhasimotoブランドのチップソーであること。

中小企業は、強い信頼関係の上でネットワークをつくり、お互いが得意分野で利益を上げる。これでいいんですよ。

ソートー鋼業さんのような研磨工業とネットワークを組むことで、30名程度の工場が全国的な販売網が構築できたのです。

住友鋼管(株) 和歌山製鉄所

5年前にソートーさんからチップソーのオリジナル機械の納入で知り合いました。
当初は導入した機械がうまく動かなかったのです。
こちらも導入した設備をいかに安定して使うかを真剣に考えていたので、ソートーさんにもキツイことを言ったりもしましたが、ソートーさんも連日徹夜したり、真夜中の呼び出しにも飛んで来てくれたりして、懸命に対応してくれました。
機械がある程度安定するまで1ヶ月かかりましたが、この機械導入があったからこそ、ソートーさんとはいいお付き合いさせてもらってます。
当社の現場の状況、どういった作業が必要か、などの情報を投げかけると、それはどうしたらいい、それよりこうしたらどうですか?など、新しい情報や提案もしてくれて、お互いが非常に勉強になったし、信頼できる関係ができたと思います。

売る側、買う側という会社のつながりより、同じ歩調で考えていける、現場同士のつながりを大事にさせてもらってます。
機械も今では重要なものですし、チップソーの研磨の精度も高く、パイプの切り口もキレイに仕上がります。
一緒にやってきた中で品質も向上し全く問題はないし、困ったときに相談ができて一緒に解決してくれる、そういったアフターフォローまでしっかりやってくれるので、非常に信頼をしています。